2022.03.07
未来の整骨院の存在価値って?
一般の方への接骨院/整骨院の認知度が、全国平均10%!!!
私からすると本当に???
と言う数値です(*^^*)
ですから、整体院と間違われることも多々あります。
しかし、そもそも柔道整復師って何?って疑問が湧きませんか?
何度もブログに書いておりますが、骨折や脱臼、捻挫、打撲、肉離れの処置を許された国家資格です。
ここで、すぐに思いつくことがありますよね!
それって整形外科でやることじゃないの?
元々、日本では整形外科医が少なく、日本古来の「骨接ぎ」がその役目を果たしてました。
ですから、接骨院/整骨院が日本では、処置ができます。判断ができます。治療ができます。
保険を代理で請求する権利もあります。
→「存在価値 大」の頃
でも、整形外科医の人数が増えてきたと共に、「柔道整復師」の役割がケガ→「ケア」に移行してしまいました。
ですから、「保険でマッサージが出来る場所」というイメージがつく事になります。
私が、この業界に入った20年前は、全盛期→衰退期と言ってもいいでしょう!
→「存在価値 中→小」の頃
保険の請求が厳しく? いや、適正になったら、やっていけない接骨院増えてきて、自費以降へと転換。
柔道整復師の学校の乱立で、人数ばかり増えて行く現状です。
とにかく「ケガを診ない、診れない、診ようともしない」整骨院だらけです。
骨折なんかは、年間1件くれば良い位のようですね。
→「存在価値 小→極小」
因みに当院は、多いと年/100件は超えます。
ということは、かわうちはり灸整骨院は、地域で「孤軍奮闘状態」です。
周りに怪我を診る整骨院、診られる設備が整った整骨院がないのでこの結果です(^o^)
でも「怪我を診られる整骨院、見分けがつかないよ!!!」
そんな方へ、ホームページや看板で私がこんなこと言っている所には注意するポイントを3つほど紹介します。
①〇〇専門 整骨院、整骨院に勤めたことがあるのに、病院勤めの方を非常にアピールする
②厚生労働省認定 整骨院
③やたらと多い有名人、雑誌掲載報告
上記の掲載をアピールしている整骨院に、私は良い印象を持ちません。(あくまでも私の主観です。)
①について、そもそも柔道整復師自体が専門職です。なぜなら、骨折、脱臼、捻挫、打撲、肉離れの専門家だからです。
腰痛専門?→整体院へと名称を変えて勝負してほしいです。保険制度を悪用してほしくありません。
②厚生労働省認定??? 全く意味がわかりません。認定制度などありません。論外です!! この売り出し方はヤバいです。
③やたらと多い有名人や雑誌掲載報告のホームページ見かけません?
この宣伝方法は、お金を払えば取材に来てくれます。有名人も同じです。ですから、本当に来ている、来院し続けている有名人は一部と思われます。
本当に誤解のないように話すと、ちょっとこの宣伝方法は「ダサい」なと思ってます。
今回のブログは、現在「柔道整復師」の資格を持っている、これから持とうとしている方にも伝わるように書きました。
一般に方からしたら、よく分からない内容かもしれません。
私が思う未来の整骨院は、原点に戻るのではと考えてます。
現在、怪我を診るスキルのない整骨院、保険取り扱いしてない整骨院、マッサージばかりの整骨院がほとんど占めてます。=ライバルが多くなります。
という事は、怪我を診られる整骨院になれば、地域で一人勝ちです。→徐々に増えてくる可能性あります。
ですから、原点に戻り昔ながらの「存在価値 大」になり、これまでの自由診療のノウハウを取り入れた柔道整復師が尊敬されると信じてます。
少々抽象的ですが、終わりとさせていただきます。
※追伸
自分の地域や地元に必要とされることは、生きがいになりますよ(笑)
0284-64-9605
群馬県太田市市場町672−3
かわうちはり灸整骨院