整骨院・整形外科・整体院の違い

皆様お久しぶりです。
久々にブログを復活！！
今回のお題は、本当によく尋ねられる

「整骨院(接骨院）・整形外科・整体院の違い」お題にしました。

違いについての項目は、できるだけ患者さん目線にしたつもりです。
開業者や資格者目線では、患者さんの為になりませんので！

それぞれの違い

	接骨院(整骨院	整形外科	整体院
資格	柔道整復師	医師	なし(誰でも）
できること	急性外傷・自由診療	急性外傷・慢性疾患	治療者個人の裁量
広告制限	柔道整復師法　厳しい	医師法　厳しい	景品表示法　緩い
急に痛みが出たら行くべきか？	行くべき(ただし、ケガが診られる所）	行くべき	避けるべき (そもそも診てはダメ）
癒やし・疲労	自由診療で対応可	そもそも診る場所でない	良い
治療方法・診断/評価	手技、医療機器、ギプス エコー観察	レントゲン、湿布、投薬 リハビリ、手術可能	マッサージが多い傾向 治療者の裁量による

 

 

 

 

 

 

 

 

「整体院」　について

非常にわかりにくい「整体院」の実態を批判でなく、事実を基に私の見解を話します。
資格は、国家や県に認められた資格は全く必要ありません。
急なギックリ腰やケガの対応もしてはいけません。
理由があります。

責任が取れないからです。
極端な話、何も根拠がないのにこうすれば良いと勝手に判断されることになります。

実は、私も整体院が何をしている場所なのか、はっきりしません。
イメージは、全身マッサージ？　独自の治療法？　カイロプラクティック？

最近、理学療法士が整体院を開業していますが、またまた信用ができません。
なぜなら、経験が少ない理学療法士が開業する傾向にあるからです。たった3年で開業？卒業してすぐに開業？
そもそも、マッサージなどの治療をするときは、「医師の指示が必要」な資格です。経歴やホームページ上に理学療法士と書いてあるのが不思議でなりません。(手で患者に触れる行為は、微妙な線引きですね)
やはり広告が緩いに当てはまりますね！

※　注意…優秀な理学療法士も私は知ってます。優秀な理学療法士は、尊敬に値します。専門病院で10年は最低修行している方が多いし、まだまだ足りない！勉強を続けている方が多いので、たった数年で？？？と思ってしまいます。

非常に良い点もあります。
スポーツ後のケアや癒やしです。これは、必要です。私だって整体院に行きたくなります。だから、患者さんに行ってもよいか問われれば、安全な領域に症状が落ち着いていれば「良いですよ」と声掛けしてます。

「整形外科」について

もう、そこら中にありますのでイメージは付きますよね！
急なケガや慢性定期な病気、レントゲンやMRI・CT・手術・手術後のリハビリなど、医療保険で全て賄ってくれる場所です。慢性的な病気で、薬による治療しか効果が期待できない！手術が必要な骨折や脱臼。ケガやスポーツ障害の対応。
地域に必ず必要な医療機関です。

最後に「接骨院/整骨院」について

自分の業界でありながら、情けない話、ケガを診られる所は「絶滅寸前」です。
ほとんど、保険でスポーツケアとの言い分でマッサージ！ご老人の慰安！～矯正専門、交通事故専門！
利益が出やすい事に注力してます。
多方面から批判を受ける理由もわかります(泣)

しかし、ケガを診れる接骨院/整骨院がなくなったわけではありません。
当院が当てはまります！！！
正直儲かりません！当院は、子供に超優遇処置します。差別です。私のモチベーションですね！
ケガを診たくてこの業界に入りましたので、診なくなったら辞めます。

そんな接骨院/整骨院もあるんだよと、他の医療系資格者にも思って頂けると嬉しいです。
証拠は、いくらでも記録がありますし、ケガをしたら来院してみて下さい！
適切な評価→処置→対応　します。

長くなりましたが、私の見解と患者さん目線に近いであろう事を書いてみました。
ありがとうございます。

かわうちはり灸整骨院　河内

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