かわうちはり灸整骨院(太田市・足利市)は、スポーツ外傷やケガ治療の専門家です。

症例集

2021.04.03

膝の症例(内側側副靱帯・内側半月板・前十字靭帯)損傷

膝の痛みで悩まれる方は、多いですね!!

そこで、今回は非接触型損傷で多い膝の症例をご紹介したいと思います。

非接触型? と思われる方と思いますが、通常ケガのイメージはぶつかった! ぶつけられた! 段差に引っかかた!人に引っ掛けられた!
という風なイメージが有るのかなぁと思いました。

では、非接触型とは「自分で着地に失敗した!」「ボールなどを蹴る時に空振り」「階段を降りていた時に膝崩れ」「ボールを投げた時に痛める」
など人や物に接触していないのに損傷することが定義になります。

具体的には、バスケットボールなどでジャンプし着地した際に負傷。サッカーにてボールを空振りして負傷。柔道にて投げられた際に踏ん張り負傷。などたくさん原因があります。
不可抗力の場合が多いですね!! 練習より試合の方が、全力ですのでなりやすい傾向です。

では、どの場所が多いのか?

症例を元にご紹介したいと思います。
①スポーツをしている学生 ②何度も繰り返す膝の症例 ③スポーツ活動が高い大人の症例

①17歳 女性 競技:バスケットボール 

自覚症状:右膝の痛み、歩行時、荷重時の痛み
負傷原因:急な方向転換
既往歴:中学校のときに,膝のタナ障害の手術

所見:圧痛(tenderness)→右膝内側側副靱帯、半月板に著明。膝全体に腫脹(swelling)、ballotment +,instability +
Mc Murry test +  伸展位外反 + 膝30°屈曲位 ++ ADT + Lachman test ± pivot sign ー

処置:ギプスシーネ固定 免荷 松葉杖

治療:LIPUS(微弱超音波)→回復促進 メディセル→腫脹軽減 ハイボルテージ→鎮痛

評価:右膝内側側副靱帯損傷 内側半月板損傷 前十字靭帯損傷疑い

②40歳 女性 仕事:ホームセンター

自覚症状:左膝の痛み、荷重痛、曲がらない、踏ん張れない
負傷原因:仕事時に重たいものを持ちながらの、方向転換。
既往歴:数えきれないくらい何度も痛めている。

所見:左膝 内側側副靱帯、MM、鵞足部、外側支持機構(PLC)に圧痛 ++ 膝蓋上嚢に腫脹、
Mc Murry test + 外内反stress test 伸展位、30°+ ADT 左右差++ 左が顕著に緩い、pivot sign –

処置:サポーター

治療:LIPUS(微弱超音波)→回復促進 メディセル→腫脹軽減 ハイボルテージ→鎮痛

評価:左膝内側側副靱帯陳旧性損傷 内側半月板損傷 前十字靭帯の緩み 鵞足炎

③41歳 男性 競技:社会人サッカー 登山

自覚症状:右膝の痛み 荷重痛
負傷原因:山登りの下り時に気になり、帰宅してから悪化
既往歴:なし

所見:圧痛→右膝内側半月板 膝窩 完全伸展を他動的に行うと疼痛+ Mc Murry test ± 外内反test ― 30°- ADTー

処置:何もせず。

治療:ハイボルテージ治療→鎮痛 LIPUS(微弱超音波)→治癒促進 ショックウェーブ→損傷部位の再修復 

評価:内側半月板脱臼 変形性膝関節症疑い

同じ膝の治療でも経緯や生活状況により、処置方法を患者さんと相談します。もちろん、絶対に曲げてはいけない処置もあります。治療法は、当院にほとんど揃ってます。すべて医療機器になりますし、効果の有る治療機しか導入してません。
痛み→ハイボルテージ 治癒の促進→LIPUS(微弱超音波) 腫れの軽減→メディセル 慢性化した負傷部位→ショックウェーブ 

膝のケガは、内側の靭帯でしたら修復しますが、前十字靭帯・後十字靭帯は、関節内靭帯ですので自ら回復することはありません。したがって膝がゆるくなる傾向がみられ→変形性膝関節症になる方が多いです。
では、どうしたら防げるのでしょう?

ケガ→不可抗力なので中々難しいです。

変形性膝関節症・慢性化した膝内障→運動療法によりかなりの確率で防げます。
ですから、運動が大切になりますので「太田市かわうちはり灸整骨院」では、非常にリハビリに力を入れてます。

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