2021.08.27
2021.8月に来院されたケガの治療症例
8/20から緊急事態宣言が発令されましたね!
当院もベッドの間を一台空けて「緊急事態宣言仕様」にしております。
もう3回目!!!
繰り返すと思いますが、対策を続けるしかありません。
では、部活も8月は落ち着きましたがケガの治療/処置は変わらず診療してます。
骨折は少なく、肉離れやスポーツ障害が多い月でした。
大腿部の内転筋肉離れ 中足骨疲労骨折疑い 手関節捻挫 セーバー病 股関節FAI 変形性股関節症疑い タナ障害 膝蓋下脂肪体炎 腱板部分断裂
疾患・症状名がついてますが、基本急性期➔「発症から2週間以内の来院患者です。」
※慢性症状の方は、健康保険の適応が中々難しいですので・ω・
では、太田市かわうちはり灸整骨院の対応を2つ程、ご紹介させて頂きます。
※ 色々難しい検査や英語等の記載ありますが、すっ飛ばして貰っても構いません。
こんな内容を毎日沢山の人に調べてます。(*^^*)
見てほしい内容は、写真・自分にも思い当たるかもしれない原因・今後の方針です。
①大腿部の肉離れ ②股関節FAI
①大腿部肉離れの症状の写真を御覧ください!
痛めた原因: 脚立から降りた際に踏ん張った際に負傷。
当院の対応:問診し負傷した状況を再度確認し、痛めた場所の特定をします。
問診(所見):長、短内転筋・大内転筋の筋線維上に圧痛+ ストレステスト+ 皮下出血++ 歩行時痛++ 患側を引きずる動作あり 荷重痛+
精密検査:エコー検査(筋腱移行部、筋内腱、筋線維、筋膜)の鑑別。
評価:大内転筋 筋線維損傷 長短内転筋損傷s/o
処置:圧迫固定
治療:LIPUS(微弱超音波)コンビネーション治療(超音波と鎮痛治療)⇚肉離れに即効性があります。
今後の方針:一番のリスクは? 肉離れに中途半端な固定は禁物です。再受傷が一番怖いのです。繰り返す原因も安静期間の短さや不適切な治療、中途半端な固定です。
当院では、しっかりと画像でお伝えして患者さんに説明します。そしてよく相談して固定方法を決めます。
②股関節FAI
FAI…簡単にご説明すると、股関節の関節内、関節外の筋肉、靭帯、骨、関節唇、筋肉、神経のバランス異常➔これをインピンジメント症候群と言います。
30~50代女性 2人
患者訴え(主訴)… 二人共、ギックリ腰の様な感じ、腰の痛み、お尻の痛み、太ももの痛み、しびれ、
原因… ①草むしりや長時間立っている事・運転やデスクワークなどで座っている体勢が多い。急に運動を始めた。
②高強度のランニング月300km以上
問診(所見)…二人共に、腰部の椎間関節の圧痛ー、Kemp test ー、Newton test +、FADIR,FEBER,Log loll test すべて+ SLRー 下肢のMMT低下みられず、DDH確定
精密検査… ①関節内のエコー検査➔関節唇の状況を診ます。 ②股関節のMMTや運動強度の詳しい聴取。
評価:①股関節FAI 前方の関節唇障害s/o ②股関節後方の 大腿方形筋陳旧性部分断裂s/o
今後の方針:
① この方は、長時間の座位と筋力不足が原因。従って治療と共にリハビリが必須。まずは、治療➔疼痛を下げて➔疼痛を安定させて➔柔軟性の確保➔体幹筋力の強化➔痛みの原因の解決を目標
② こちらの方は、明らかに使いすぎです。月/200kmを超えるランニングは必ず何かしらスポーツ障害が起きます。でも止めたくないという希望ありましたので、来院の間隔を上げてもらうしかありません。
週/2~3回の頻度。ランニングしたら➔疲労や関節の負担を軽減する目的で来院。これ以上ひどくさせない。まず、進行を止める事が重要です。
共通している事が、股関節周辺の筋肉は、使わなすぎても固くなるし、使いすぎても固くなると言うことです。したがって、当院の「骨盤矯正」柔軟性を上げる治療をします。
筋力訓練➔3種類紹介しますね!
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