かわうちはり灸整骨院(太田市・足利市)は、スポーツ外傷やケガ治療の専門家です。

症例集

2019.10.29

足首の痛み 足底腱膜炎 扁平足 

<症例>
CC(自覚症状):両足首の痛み
PI(原因):反復横跳びで足首を捻った
所見:荷重をかけるとpain(+) 足底の外側縦アーチ(小趾)のみに圧痛(+)
評価:足底腱膜炎
治療法:ソラーチ・手技・ストレッチ指導・超音波

足底腱膜炎とは?
足底腱膜炎は足底腱膜の炎症で、圧痛部位は一般的に内側縦アーチ部に存在しており、ランニングやハイキング・長時間の立ち仕事などで土踏まずに過度な負担がかかると、足底腱膜がかかとの付近に引き伸ばされる力が繰り返しかかることにより、発症します。足の裏には、かかとの骨から足の指の付け根をつなぐ線維が、扇状の膜のように広がっています。これが足底腱膜です。アーチ状になった足の「土踏まず」を支える重要な役割を果たします。

まず、ソラーチという器械を使って、内側アーチを作るようにしていきます。この患者さんは、足が扁平足であり内側のアーチが少ないので、アーチをつくっていくように施術しました。

次に超音波を使い、痛みがでている足底腱膜の所に腱膜を緩めるように施術を行いました。

このように扁平足の足だとかかとや足底腱膜にかかる負担が他の人と比べると増加してしまうので、まず内側のアーチを作っていけるように施術をしています。学生なので、これからの時期、大会や運動会などもあり、練習する量が増え、走る機会も多くなり、足にかかる負担がとても増えてくると思います。現在では、先程の施術をしながら経過観察を行っていますが、症状も初回に来院されたよりも、半分以下に痛みは下がってきており、とても経過は良好です。今後も経過観察をしていきながら、様子を見ていきたいと思います。
ぜひ、同じ痛みなどで困っている方がおりましたら、太田市・足利市かわうちはり灸整骨院にご相談下さい!!!