2019.10.30
顔の違和感 顔面神経麻痺 ベル麻痺 鍼治療 太田市・足利市かわうちはり灸整骨院
<症例>
群馬県太田市在住 30歳代 女性
CC(自覚症状):口すぼみができなく、顔のこわばりが気になる
PI(原因):仕事や日常生活でのストレスなど
所見:クボステック徴候(-) 筋けいれん(+) 口すぼみ(++) こわばり(+) 顔の痺れ(-)
※クボステック徴候・・・顔面神経のところに指や打診器などで軽く叩くと、同側の鼻の両端やまぶた・上唇などで痙攣のような筋肉が収縮する反射。
以上の所見から、ベル麻痺(顔面神経麻痺)
治療法:顔面鍼・3D電気治療
群馬県太田市在住 30歳代 女性
CC(自覚症状):口すぼみができなく、顔のこわばりが気になる
PI(原因):仕事や日常生活でのストレスなど
所見:クボステック徴候(-) 筋けいれん(+) 口すぼみ(++) こわばり(+) 顔の痺れ(-)
※クボステック徴候・・・顔面神経のところに指や打診器などで軽く叩くと、同側の鼻の両端やまぶた・上唇などで痙攣のような筋肉が収縮する反射。
以上の所見から、ベル麻痺(顔面神経麻痺)
治療法:顔面鍼・3D電気治療
ベル麻痺とは・・・(顔面神経麻痺の一種)は、第7脳神経(顔面神経)の機能不全を原因とし、顔の片側の筋肉に起こる突然の筋力低下または麻痺のことです。顔面神経は顔面の筋肉を動かし、唾液腺と涙腺を刺激し、舌の前方3分2の部分で味覚を感じることを可能にし、聴覚に関わる筋肉を制御しています。
まず、顔面神経は、顔面の筋肉を動かす作用があるので顔面の筋肉を意識しながら鍼を打つことで、血流を良くし、より筋肉の緊張もとれていき、筋肉をほぐしていくとができます。そして、筋肉をより動かす為にパルス(電気治療)という電気を使いながら鍼につなげることにより動きをあげていくことが可能になります。
先程の鍼と電気で顔面神経が支配している筋肉がとても緩んでいる状態なので、3D電気という治療器が2つのスティックがあるので片方を顔面神経のところに当て、もう1つのスティックで顔面の筋肉を動かしながら動きをあげていくように施術しました。
鍼に恐れがある方がいると思いますが、当院では髪の毛ほどの細い鍼(0.1mm)を使用しているので痛みをほとんど感じることなく治療をすることができます。
現在では、1週間に1回の管理で治療を続けていますが、経過はだんだんと良くなってきており、顔の動かしやすさや口すぼみもだんだんとできているので、経過観察を続けていき、治癒に向かって頑張っていきたいと思います。