2024.04.22
ケガを繰り返さないにはリハビリ!
皆さん、こんにちは!
柔道整復師の伊藤です!
最近、健康診断の結果が返ってきたのですが
体重の割に中性脂肪が多いと書かれており
運動することを固く誓いました笑
ところで、皆さんは片足ジャンプして着地した時
どうなりますか?
僕みたいに体幹がブレる方もいれば足首が「ぐらつく」
方もいると思います。
足首がふらついた方は、特に必見です!!
今回は、足の痛みで来院された学生の
患者さんを紹介します👍️
〈患者〉
17歳女性(高校2年生)
サッカー部所属。
〈主訴〉
右足首の痛み
〈負傷原因〉
サッカーの練習中にトラップをした際に
足首を捻ってしまった。
〈所見〉
ATF(前距腓靭帯)Tenderness(+) Swelling(-)
内反ストレス(-) ADT(+)→外側靭帯の緩み
Gait(±)
〈既往歴〉
約4年前から何度も捻挫を繰り返していたが、
休めず痛みを我慢して練習していたとのこと。
〈当院での診断〉
右CAI(慢性足関節不安定症)疑い
このCAIとは、慢性的に疼痛や不安定感などの
症状が残存し、反復性の足関節捻挫に
悩まされている状態です。
靭帯の弛みなどによる構造的な問題と
足部を安定させる筋肉の筋力低下などの
機能面の問題によって引き起こされます。
〈処置〉
この日は、コンビネーション治療機を使用して
疼痛管理とテーピング指導を行いました。
↓コンビネーション治療機(超音波と電気を一緒に流します)
後日、足の検査を行い運動療法にて
リハビリを実施しました。
足の検査でこの患者さんは、足の小指側に最初ついてから
踵について最後親指側で蹴り出す歩き方でした。
これは、足首を捻挫させてしまう方向のため
改善が必要です!
さらに、片足ジャンプから着地時どこが
崩れているかも評価しました!
結果としては、体幹は安定していましたが
足首のふらつきが
分かったのでこれらを基にリハビリを行いました!
実際に行ったリハビリの一部を紹介します!
①ランジ
②バランスボード上で片足立ち
③踵をつけたまま足関節背屈
足関節不安定症は、関節の適合が悪くなっている状態です。
これをそのまま放置して荷重しながら歩くことで、
将来、「変形性関節症」や骨棘(こつきょく)を
生じさせてしまう原因になります・・・
捻挫癖がついてしまっている方は原因があるので
それを突き止めて対策します!
大きな怪我の予防やパフォーマンス向上も
できるのでお気軽にご連絡ください!!
お電話でのご予約は、
0284-64-9605
群馬県太田市市場町672−3
かわうちはり灸整骨院