2019.10.29
左撓骨骨端線損傷 子供が手をついたとき要注意です。 太田市の患者さん
今回の症例は、左撓骨骨端線損傷(成長軟骨の損傷) です。
14歳 男の子 太田市在住
負傷原因)野球にてベースランニング中に転倒し、
左手をついた際に左手首を強く過伸展し負傷。
所見)tenderness/圧痛) 左撓骨骨端線 (++)
左手関節 背屈 掌屈 (++)
握力 右 30kg 左 5kg 叩打痛(+) 軸圧痛(+) 転位(-)
エコー検査)
評価)左撓骨骨端線損傷
対処)提携整形外科への紹介状作成
返答)左撓骨骨端線損傷疑い
処置)ギプスシーネ固定、アイシング、LIPUS〈微弱超音波〉←骨折専門治療器
微弱電流(治癒の促進)
経過)子供が手をついて手首の周りが痛いときは、ちょっと注意が必要です。
今回の症例は、成長軟骨ですので骨折で処置をし、固定をしなければ障害が出る可能性があります。しっかりとした検査・鑑別・処置がその後の経過に差が出ます。当院では、エコー検査器があるためしっかりとした鑑別が出来るきます。
この患者さんは、現在リハビリ中でもうすぐ3週間になりますので、固定の除去時期を見極める段階です。リハビリをしないで、治療を終えると後遺症を残します。
当院では、リハビリ(マッサージでは、ありません。)までしっかりしますので、安心して下さい。
かわうちはり灸整骨院
群馬県太田市市場町672-30284-64-9605