2019.10.29
手根管症候群 太田市の患者さん
太田市 44歳 女性約1か月前から右手の平に痺れがあり、来院されました。
症状は、朝が特に強くお仕事で指先をよく使う為困っているとのことでした。
所見)痺れは右手掌全体的に感じるが特に母指球に著明Tinelsigh(+)、Phalentest(+)母指対立筋の萎縮(-)
処置)ハイボルテージによる電気療法(疼痛抑制、筋緊張緩和)手技療法、鍼治療
手根管症候群とは、手首の手根骨と横手根靱帯でできているスペースを手根管といい、その中を指を曲げる9本の腱と母指~薬指半分の感覚を支配する正中神経が通っており仕事や、日常生活などの動作で過度な負荷がかかることで神経が圧迫され、痺れが発生してしまいます。悪化すると母指球の筋肉が萎縮してしまいやせ細ってしまったり動かすことが困難になることもあります。
今回は、昔からある肩こりも辛いということで肩背から前腕にかけて電気療法と鍼治療を行い施術後には、痺れがなくなりました。再発予防のための自宅でできるストレッチ指導を行い週に1回施術を続けていきます。