かわうちはり灸整骨院(太田市・足利市)は、スポーツ外傷やケガ治療の専門家です。

症例集

2019.10.29

脇腹の痛み 肋間神経痛 

<症例>
栃木県足利市 30代 女性
CC(自覚症状):左脇腹の痛み
PI(原因):立ち上がりの際
所見:体幹両側屈(+)両回旋(+)Th9~12椎間tenderness(+)深呼吸時痛(-)寝返り(-)右凸側弯
評価:左Th10~12肋間神経痛、上位交叉性症候群
施術法:ハイボルマウス、鍼施術、猫背矯正

肋間神経痛とは?
肋間神経とは、胸髄(背骨の中を通る脊髄)から出て、12対の肋骨に沿って走行する神経です。
この神経が何らかの原因で障害されて生じる突発性の痛みを言います。急に電気が走るような痛みとして感じたりジクジクとした持続する痛みなどがあります痛みを感じる部位は背中から脇腹、胸の前面が大半です。

肋間神経痛に対しての施術方法はハイボルマウスにて神経の痛みを緩和させ、鍼施術で背中の筋肉を緩めるとともに肋間神経の始まり部分である背骨のすぐ横へ鍼施術を行い症状の緩和を図ります。

鍼施術例↑
施術はじめは1回/3日のペースで施術をし3回目には前屈位からの起き上がる際の痛みを感じるのと重さがありましたが痛み自体はかなり減っていました。そして現在では痛みはなくなり経過良好です、姿勢の改善の為に1回/週、猫背矯正を引き続き継続して行い経過観察しています。