2019.10.30
骨盤の剥離骨折(柔道にて負傷) 太田市の患者さん
今回の症例は、骨盤の下前腸骨棘剥離骨折という症例です。
13歳 男の子
負傷原因)柔道にて投技をかけられ踏ん張った際に負傷。
負傷後、荷重をかけて歩くと股関節に激痛が走り当院に来院されました。
所見)右下前腸骨棘(AIIS)に圧痛 ++ 大腿伸展test(+)
四頭筋ストレスtest + ASIS圧痛(ー)スカルパ三角 圧痛(ー)
エコー検査)
施術)LIPUS(微弱超音波治療)、アイシング、大腿四頭筋にハイボルテージ、
下前腸骨棘(微弱電流)
処置)股関節固定(サポーター)←伸縮性が少ないものです。
今後)股関節は、人間にとって非常に重要な場所になります。また、子供は、成長期のため、骨に柔軟性があり筋肉や靭帯に負けてしまいます。よって筋肉に引っ張られ剥離骨折がなり易いです。きちんとした鑑別をしてあげないと、今後の成長に関わってきます。当院にてしっかり鑑別し、固定をしたことにより荷重をかけても痛みが半減しました。
今後は、治療・リハビリ計画をしっかりと立てて行きます。計画のない治療は、その場しのぎに過ぎません。
当院では、再発防止策などしっかりと患者さんにお教えさせて頂きます。お任せ下さい。
かわうちはり灸整骨院
群馬県太田市市場町672-3
0284-64-9605