2019.10.30
橈骨下端の骨折〈スミス骨折〉 太田市整骨院の患者さん
本日の症例は、橈骨下端(スミス骨折〉の症例です。
11歳 女の子
負傷原因)剣道にて激しく打ち合い、相手に強く押され飛ばされてしまい、
床に手をついた際に負傷。当日は、当院休みであり痛みを我慢して
朝一で来院されました。
所見)左橈骨下端部 圧痛(tenderness) ++
手関節運動痛(movement pain) ++ 腫脹(swelling)++
(左)橈骨掌側に変形
エコー検査)左橈骨の橈側に若木骨折様変形。明らかな骨折線診られず。
変形は、確認。
処置)ギプスシーネ固定 三角筋
対処) 提携整形外科への対診確定
診断) 左橈骨スミス骨折
経過)こちらの患者さんは、11歳と若く骨端線も存在しています。その場合、骨が柔らかく柔軟性があります。その場合、明らかな骨折線は、出づらいです。
木の枝を思い出して下さい。水分のない枝は、”パキっ”と折れますよね。しかし水分のある緑の枝は、”グニョ” と折れます。
それなのでエコー検査では、白い骨の線が途切れておりませんでした。こちらの患者さんは、対診して返ってきた時にギプス固定に致しました。子供ですので動いてしまいますし安全を期してお母さんと相談させて頂きました。その後は、早期回復・早期復帰を目指し骨折専門治療器〈微弱超音波〉を使用し通常より40%程早く治します。また、筋肉の拘縮を防ぐためにリハビリも欠かしません。
当院では、しっかりと紹介状をお書きし、固定もしっかりしているので提携整形外科以外でも、ほぼ99%患者さんが返ってきます。ケガをした場合や緊急な場合は、当院にお任せ下さい。
かわうちはり灸整骨院
群馬県太田市市場町672-3
0284-64-9605