2019.10.30
右上腕骨 顆上骨折(ヒビ) 急患できた太田市の患者さん
本日の症例は、子供に多い上腕骨 顆上骨折という肘の骨折についてです。
5歳 女の子
時間外診療にて急患時)お父さんより娘が脱臼したみたいなので
診てくれませんか?とお電話いただきました。
土曜日の午後であり、総合病院・地元整形外科では
整形外科医が不在と言われたため当院に連絡したそうです。
原因)お母さんと一緒に来院され原因を伺うと
『はっきりとは、わからないのですがお父さんと一緒にお風呂に行き、
気づいたら肘が曲がらない状態でした。本人曰く転けたのかもしれないと
おっしゃられてました。
所見)本人より負傷原因聞くこと困難。完全な沈黙でした。
肘を曲げると大泣きです。
上腕骨後面 顆上部に限局性圧痛(tenderness) ++
肘頭部に腫脹(swelling) ++ 肘関節90°以上屈曲不能
回内 回外 可能 → 肘内障の検査も同時に行いました。
皮下出血(ー)
エコー検査)
処置)ギプスシーネ固定 、バストバンド
対応)提携整形外科への対診 確定診断
今後 )エコー検査・視診・触診にて転位はないとほぼ確信しておりました。
→もし転位があれば、整骨院の適用範囲を超えています。今回の症例は、上腕骨顆上骨折にて限界ギリギリ、整骨院で管理しても問題ないものと思われます。
もちろん一週間に1回提携整形外科への対診は、欠かしません。ソルターハリスという骨端線の障害も診られませんでした。ギプスにて固定しリハビリを計画していこうと考えております。
このように当院では、急患にも慌てず対応して行きます。外傷の実績があります。何かありましたらぜひご相談下さい。
かわうちはり灸整骨院
太田市・足利市・桐生市・佐野市・伊勢崎市 鍼灸整骨院
群馬県太田市市場町672-3
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