2019.10.30
交通事故治療 黄色靭帯骨化症(OPLL)歴あり 症例報告
黄色靭帯骨化症(OPLL)歴ありの交通事故患者。車三台による玉突き事故の真ん中におられた患者です。いつも通り理学所見を詳しくとり、傾聴を続けていると黄色靭帯骨化症の既往が有ることが判明しました。
Opeもしておりました。
この場合、頚椎の可動域は殆ど無いない状況です。総合病院に通えず、知り合いから紹介された患者です。
このような症例の患者さんも整骨院だけで、抱えてはいけないです。
当院では、必ず総合病院と併用するように勧めます。
所見)頚椎屈曲・伸展→行えず・側屈左右5〜10°回旋も5〜10°痺れC6,7
握力 左減弱 Jackson test・Sparkling test行えず
左右僧帽筋の筋緊張(+)、重だるさ(+)
痛み(+)
その他、当院規定の検査を詳しく行い
画像
検査風景)
施術)黄色靭帯骨化症のOpe歴もあり頸部の手技は、絶対しません。可動域も無理に上げようとしては、いけない例だと思います。
なぜならせっかくOpeをして安定しているのにわざわざ崩すことないですよね。
CT画像をみれば納得すると思います。
当院では、保険会社に鍼灸許可をもらいまた頸部を触らなくても遠隔治療といって違う部位を触りながら頸部と肩の痛みを取る方法を行います。
実際に患者さんに痛みのある所を触ってもらいながら施術するので納得すると思います。
処置)患者さんはOPLLといっても詳しくはわからないので、きちんした説明することが大切かと思われます。
禁忌は、頸部の強いマッサージです。動かさずに筋肉の緊張を安全に取れる方法が鍼治療です。
なので、検査・OPLLの説明をしっかり保険会社に説明し何事も無く鍼治療の許可がでました。
このように、当院では患部を触らずに患部の痛みを取る方法もありますので、来院された場合はご相談ください。
群馬県太田市市場町672-3
かわうちはり灸整骨院
0284-64-9605
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