2019.12.04
膝の痛み 靭帯損傷直後〜リハビリまで症例
膝の痛みを訴えて足を引きずりながら来院された患者さんです。
40代 男性
CC)左膝を曲げると痛い
PI)野球のスライディングをした際に痛めた
所見)左膝 腫脹(+)圧痛 内側側副靱帯(+) 外反ストレステスト(+)
初診は膝の内側側副靱帯という所を痛めて治療を行っていました。
側副靭帯は損傷度によってⅠ~Ⅲ度までに分類されます。
Ⅰ度…靭帯の繊維がわずかに損傷した状態。痛みだけで不安定性はない。
Ⅱ度…一部が断裂した状態。膝を伸ばした状態で不安定性はないが、30度膝を曲げると不安定性が認められる。
Ⅲ度…完全に靭帯が断裂した状態。膝をまっすぐ伸ばした状態でも不安定性が認められ、前十字靭帯の損傷を合併している場合がある。
今回は損傷度がⅡ度でした。
そこでしっかりと固定をしないと後遺症が必ず出てきます。
当整骨院では、しっかりと固定技術を備えておりますので対処致しました。
その後、膝の痛みは引いてきたのですが、お仕事でよく歩くとの事で、膝の内側をかばって歩いていたせいで膝裏外側の
筋肉が緊張してしまい、正座やあぐらをすると違和感が出てきました。
今回は鍼でそこの筋肉の緊張を取るように治療を行いました。
今は再発予防と固定で弱くなった部分を鍛える膝のリハビリを行いながら、正座やあぐらをしても違和感が出ないように治療を行っています。
お体の痛みが気になる方、ご相談下さい。
群馬県太田市市場町672−3
0284−64−9605
かわうちはり灸整骨院