2019.12.11
手根管症候群という指を酷使する人に多い疾患
本日は、手の神経について説明させていただきます。
正中神経:首から出た腕神経叢から分岐し、上腕を通り腕や手の筋肉を支配します。
正中神経は手首を下に曲げたり、物をつかむなど指を曲げる筋肉を支配している為
細かい動きや器用さを求められる指にとって大事な役割を果たしています。
正中神経は、手首部にある手根管という狭いトンネルの中を通る構造になっています。
手根管の中では骨や筋肉、靭帯に囲まれているため圧迫されやすく、障害を受けやすくなっています。
特にスポーツや仕事などで手首や指を多く使う方がなりやすく、
症状としては親指から薬指にかけての痛みや痺れ、長期間障害されると親指の筋肉は徐々に落ちていき
力が入りづらくなるため、ボタンをかける動作や物を掴む動作が不自由になります。
痺れは早朝に強く、手を振ったりすると軽減する傾向があります。
当院では、ハイボルテージによる電気療法、鍼灸や手技を行い痛みや原因となる筋緊張などを取り除きます。
原因となる日常生活での使い方なども説明させていただきますので、
針治療できる太田市、足利市の整骨院にお悩みの方は気軽にご相談ください。
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かわうちはり灸整骨院